ピザは飲み物〜元CA・AYAの米国駐妻漫遊記〜  98 【子連れ旅】グランドサークルロードトリップ⑥【Monument Valley編 前編】

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第九十八回 生後7ヶ月の赤ちゃんとゆく、夢のグランドサークルロードトリップ⑥Monument Valley編

みなさんこんにちは、Ayaです。

引き続きグランドサークルロードトリップ編!

Grand Canyon、Horseshoe Bendと、アメリカ西部を代表する絶景を巡ってきたグランドサークルの旅。

Pageを出発した私たちが次に向かったのは、今回の旅でも目玉の一つとしていた場所の一つ、
Monument Valleyです。

荒野の中に巨大な岩がそびえ立つ、あの大地のパワーを感じる景色。

映画やCMでもロケ地として使われることが多いので、あの光景を一度は眼にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

どこまでも続く一本道、その先に構える赤茶色の巨大な岩山。

「これぞアメリカ西部!」という景色を、自分の目で見られる日がついにやってきました!!

今回は、そんなMonument Valleyで過ごした特別な一泊を、前編後編に分けてご紹介します。

Monument Valleyとは?

これまで巡ってきた場所と異なるのは、Monument Valleyはアメリカ国立公園ではない、ということです。

正式名称は、Monument Valley Navajo Tribal Park(モニュメントバレー・ナバホ・トライバル・パーク)

この一帯は、先住民族ナバホの人々が暮らすNavajo Nation(ナバホ・ネーション)の土地で、Navajo Nation Parks & Recreationによって管理されています。

ナバホ語で「Tse Bii’ Ndzisgaii」と呼ばれる場所で、単なる観光地ではなくナバホ族の人々にとって大切な土地でもあります。

その歴史の長さを知り、ここに訪れる際には、文化や土地に必ずリスペクトを持って観光するべきだと思いました。

目を惹く巨大な岩

Monument Valleyを特徴づけているのが、大地から垂直にそびえ立つ巨大な岩山です。

代表的な地形には、Mesa(メサ)とButte(ビュート)があります。

Mesaはテーブルのように頂上が広く平らな台地、Butteはそれよりも小さく孤立した、急な斜面を持つ岩山のことです。

かつてこの地域には広大な台地がありましたが、長い年月をかけて風や水による侵食がすすみ、柔らかい岩が削られていきました。
その中で比較的硬い岩の部分が残り、現在のMesaやButteと呼ばれる独特な地形が生まれたそうです。

Navajo Nation Parks & Recreationによると、この地域では過去約5,000万年にわたって侵食が進み、現在の景観が形作られたとか。

巨大な岩山は、人の手によって作られた「モニュメント」ではなく、気の遠くなるような時間をかけて自然が作り上げたものなのです。まさに自然の神秘……!

Pageからドライブ……ついにMonument Valleyが見えてきた!

Pageから車を走らせること約2時間、

Monument Valleyに近づいていけば行くほど、周囲一帯が茶色。ゴツゴツした岩山たちが増えていきます。

そして最後の小さな街を過ぎると、景色は一気に一面が荒野に。西部劇の映画に出てくるような光景がそのまま目の前に広がって、テンション上がりまくりです。

見渡す限りいろんな形の岩岩が!オラわくわくすっぞ。

そしてついに、「Monument Valley着いたんじゃない?」と思う看板。

今夜の宿、Goulding’s Lodgeへ

今回宿泊先に選んだのは、Monument Valleyを望むGoulding’s Lodgeです。

Monument Valleyでの人気宿泊先といえば公園内にあるThe View Hotelも有名ですが、今回選んだのは老舗Goulding’s Lodge。

なぜなら、今回Monument Valleyを真正面からきれいに一望できるベストポジションのお部屋がとれたから!!!

ちなみにですが、Goulding’s Lodgeには長い歴史があります。

1920年代にHarry Gouldingと妻Mike Gouldingがこの地域に移り住み、交易所をはじめたことからスタートします。

さらに1930年代、世界恐慌で地域が苦しい状況にあった際、Harry Gouldingがハリウッドへ赴き、John Ford監督にMonument Valleyを映画のロケ地として売り込んだというエピソードが。

その後、John Ford監督の「Stagecoach」などの舞台となり、Monument Valleyの景色が世界中に知られるようになったわけです。

そんな歴史やエピソードがあるGoulding’s Lodge。到着してまず感動したのが景色!!!

レセプションを背にして見る景色がこちら。圧巻!!!
そして真横にも……

こんな景色に囲まれるなんて、衝撃。

一旦レセプションでのチェックインを済ませ、別棟にある宿泊部屋に向かいます。
基本的にロッジへは再度車移動になります。

我々の部屋はこちら。かわいい平屋の一軒家スタイルのロッジ!

車は真横付です。

そして、この部屋を出た目の前に広がる景色がこちら。

この手前にあるウッドチェアの真ん中には焚き火ができる設備があり、希望があれば火を起こしてBBQもできるようでした。

あたり一面に広がるMonument Valleyの景色!!!!映画を見ているのかと錯覚する素晴らしさ。感動で言葉が出ない。

デッキに椅子とテーブルも用意されているので、そこに座ってしばし休憩。ここにいるだけで癒される……。

買い出しをする場合はGoulding’s Groceryへ

私たちは、この広いロッジを楽しむために自炊することに。

大きい買い物施設はありませんが、Lodge近くにGoulding’s Groceryという小さいスーパーがあります。

一通りの食料品や日用品が揃います。

しかしながら、一点注意点が。

Monument Valleyではお酒が買えない??

Monument Valleyに来てから知ったのが、周辺でお酒が買えないということでした。

実はMonument Valley Navajo Tribal Parkでは、ナバホ・ネーションのルールによりアルコール飲料の所持や飲酒が禁止されています。

そのため、一般的な観光地のように、「ホテルについて一杯飲もう!」ができません。
もちろんこのスーパーでもアルコール類は一切販売していませんでした。

何も知らず、「景色を楽しみながらいっぱい飲んじゃおうかな〜」と話しながらスーパーに入ったので驚きましたが、郷に入っては郷に従え。コーヒーお供に楽しむことにしました。

日が沈むと、満点の星空が目の前に

ここは、大都市から離れているため、夜になると一気に暗くなります。

深いオレンジに、赤く染まる岩山。日が沈んでいくとともに、色がグラデーションに変わっていく景色も非常に美しいです。

完全に日が沈むと、気持ちいい夜風も。まさに最高のシチュエーション。

デッキへ出ると、昼間に圧倒的な存在感を放っていた巨大な岩山たちが、真っ黒なシルエットに変わっています。

そして、その上には数えきれないほどの満点の星空。

「iPhoneでここまで撮れるのか!」という別の感動もあったり。

何時間も、ただただ美しい星空と景色を見つめていました。
携帯も触らず、ひたすらにゆっくりした時間。なんとも贅沢で幸せな空間。

「明日の朝、この場所からどんな景色が見えるんだろう」

そんな期待と共に、この夜空を見納めしなければいけないという名残惜しい気持ちもありながら眠りにつきました。

それでは、続きは次回の記事でお会いしましょう。

Aya

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この記事を書いた人
Aya

元国際線CA。夫の仕事を機にシンガポールへ移住。現在はアメリカへ引越し、日々高カロリーのものに抗う精神修行中。
アメリカでも変わらず美容とお酒を楽しんでいく予定ですので色んなものにチャレンジしていきます!
大型猫2匹と夫と4人家族で楽しく暮らしてます。

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